第3回できるか!?自家製納豆(後半)

加:始まりました“なっとう☆ラボ”
今週は納豆菌づくりからでしたよね。
それでは橋本さん、この瓶の中に熱湯を入れてもらえますか?
熱いですから気をつけてくださいね。

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橋:はい、入れますよ―。

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加:鰻さん、さらに納豆1/2パック分を入れて、よくかき混ぜてください。
これで、ほかの雑菌は死んで、納豆菌だけが生き残るんです。

鰻:へー。

加:で、しばらく置いておくと、上にネバネバしたものが浮き上がってきます。
納豆菌はこの上澄みの中にたくさんいるので、これを納豆菌として使用します。

 

橋:そろそろ圧力鍋の煮豆ができたんとちゃうかな。   

加:あ、いい感じで煮豆ができてますね。
では圧力鍋の煮豆をボールに移し、納豆菌をかけてください。

橋:どのくらいいっときましょ?

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加:スプーン2、3杯ですね。それからやさしく“均等“にかき混ぜて・・・。

橋:まさに“菌等”ですね。

加:フフフ。その後、冷めないうちに煮豆を清潔な容器に
小分けにしていってくださいね。
実は、この煮豆の状態でもおいしいんですよ。

 

鰻:あ、もう既に!マジすか。ちょといただきますね。

橋:アカンよつまんだら。“鰻菌“が入るよ。

鰻:死ねへんからエエやろ。

加:納豆菌以外の菌が入ると良くないので、つまみ食いは清潔なスプーンを
使ってくださいね。

橋:ほら、怒られた!

鰻:結構シビアな世界やなぁ。

加:さあさあ、他の菌が入らないようにラップをかけましょう。
煮豆が乾燥しないようにラップが大豆にふれる感じで。

橋:漬けマグロをつくる要領ですね。

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加:あっ!“一度ラップをピンと張って、
楊枝で空気穴を空けてから”というのを
忘れてました!

鰻:え?

橋:何でそれをせえへんの!

鰻:わかるかい!教えてもらわな!!

橋:わかるやん、だいたい。

鰻:わかるかい!!そんなもん。

 

加:さて、すべての作業が完了したら、容器ごとこのクーラーバッグに入れます。
そのとき一緒に、濡れタオルとカイロも入れます。

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加:納豆菌って、発酵させるのに適度な温度(40℃くらい)と高い湿度、
そして酸素が必要なんですね。
納豆菌も呼吸をしているので、それでさっきラップに
穴を空けてたんですよ。

 

橋:いま納豆菌にとっては、めっちゃいい環境なんですね。

加:はい。それで次に、指1/2本分の空気の通り道を残してクーラーバッグの
チャックを閉めてください。納豆菌が熱を出しますので温度が上がってきますよ。
試しに温度センサーを入れてみましょう。

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鰻: お、ホンマや!

橋:上がってる、上がってる!!

加:あ、いま表示されているのは煮豆の温度ですけどね。
発酵が進むとさらにどんどん上がってくるんですよ。
さて、この状態で約18時間置いておきます。

 

橋:出た、18時間待ち!

鰻:40℃くらいやったら、オレのお腹でも発酵するんと
ちゃうかな?ちょっと試してみるわ。

橋:お、新たな試みやな。

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橋:では残った僕らは、立ったまま18時間寝ましょか。

加:そうですね。

 

鰻:Zzz・・・

橋:Zzz・・・

加:Zzz・・・

 

 

 

 

鰻:ハイッ!時間の都合上18時間たちましたよー!
皆さん起きてくださーい!

橋:あ~、よう寝たわぁ~。
あれ、鰻のお腹に乗せてた納豆は?

鰻:あ、あれな、寝返りうったときに落としてしもたんや。テヘペロ。

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橋:ごまかすな!

 

加:あとは、冷蔵庫で一晩熟成させます。

鰻:では、こちらも一晩短縮しまして、もうアサ――ー!

 

橋:よー寝たわぁ。

加:寝ましたねぇ。
早速、作りたての自家製納豆を
食べていただきましょうか。その前に、
ちょっとニオイを嗅いでもらえますか?

鰻:うん、納豆のニオイがしますね。

橋:うん、ちゃんとしますねぇ。

 

加:では、試食してください。

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橋:凄いっすよ、これ。

鰻:めっちゃめちゃ粘りありますやん。

橋:本来の納豆より、自家製納豆の粘りの方が
凄いんちゃいますか?

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橋:(パク)あ、でも食べてみると・・・ん?
大豆自体の甘さが・・・。 

鰻:(パク)甘さが薄いな。

 

橋:そう、甘さが薄い。確かに言うてる通りやわ。

鰻:粘りはエエけど、味がなぁ。

橋:やっぱり全然味のレベルが違うわ。

 

加:自家製納豆だと発酵の際、温度や湿度の調整ができないので
味に影響が出てきますね。あと蒸す時の温度も関係あるんです。
工場だと高温でしっかり豆を蒸し上げることができるので、
そのあたりも味に影響してきますね。

橋:あぁぁぁ。

鰻:なるほどぉぉぉ。

 

加:では、そろそろ結論を伺おうと思いますが、
 「自家製納豆って、カンタンにできるの? 」
 いかがでしたか?

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橋:つくることはできますが、時間も手間も凄くかかるし、
何よりも味が全然違うので、
やっぱりおかめ納豆を買うのが
一番やと思いますね。

鰻:おかめ納豆は納豆づくりを究めてるなぁ、と
改めて気付きましたね。

  

加:あら、そんなに褒めないで・・・(はにかみ)。

橋:出たな、得意のはにかみがっ!というか、あ、あのぉぁぁ、加藤さんを褒めてるわけでは・・・。

加:はい、ありがとうございます。結論が出たところで
銀シャリさん、長時間にわたり、おつかれさまでした。
それでは、次回も
“なっとう☆ラボ”よろしくお願いします!

橋:はいっ!!

鰻:はいっ!!

 

~第4回へ続く~


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