第9回調味料でたれを再現できるか?

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濱:ヘイッ!そこの女と男さん、待ちくたびれましたよ。
早速ですが、ここでは「おかめ納豆」の心臓と言っても過言ではない、
納豆のたれを再現して作ってもらいますよ。あ、私ですか?私は、
いっ“たれ!”やっ“たれ!”こまし“たれ!”
でお馴染みの、生産計画部、濱本です。

市:いきなりそんなこと言われてもな・・・。

和:思いだしながらやろ、日頃から食べてるでしょ!

市:いや、食べてるけどさ、たれを直で飲むことってなかなかないやろ。

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濱:それでは、ここにズラリと並んだ調味料を駆使して
「おかめ納豆」秘伝のたれを作りやがれっ!

市:急に口調が荒なったなぁ。
この中にあるもので、本当に作れますか?

濱:だいたい、成分に入ってるものばかりですよ。

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市:あ、和田ちゃん、早速始めてるなぁ、もう味わかったん?
和田ちゃんは正直、いろんなグルメレポに行ってますから、
舌には自信があります。そんで、いつもの納豆の味を思い出して、
ピン!と来たらしいですよ。

和:ちょっと、ハードル上げんといてぇや。

 

市:一発目で正解したら申し訳ないですが、
さぁ、和田ちゃん、何を入れますか?

和:まずは醤油。

市:醤油、やっぱりね、日本人の好きな調味料、醤油。
濱本さん、ちょっとビビッてるでしょ。

濱:ハハハハ。

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市:見てください、計量カップも使わず、無造作に作ってますよ。
やっぱり和田ちゃんは男の料理ですからね。

和:醤油に、お酢。

市:この組み合わせ、何でかわかりますか?昨日、餃子を食べに行ったから、
その餃子のたれの再現ですわ。

 

和:何で先に言うの?それがボケやったのに。

市:え・・・こっから、こっから!

和:ボケつぶしっ!

市:気を取り直して。

和:麺つゆ入れてみよ、あ、砂糖も入れよ。

市: ほら、どんどん正解に近づいてますよ。 
な、和田ちゃん。

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和: ・・・。

市: 和田ちゃん、こういう真面目な企画の時は、
ほとんどしゃべらなくなりますからね。

和: あ、みりんかな?あー、濃いわ。
やっぱり醤油、入れ過ぎた。

 

和:でもこれでね、おそうめん食べたら、めっちゃおいしいと思う。

市:ペロ。これそうめんの汁やん、納豆のたれと全然違うわ!
ちょっと、濱本さんに食べてもらお。

濱:ペロ。あー、確かにこの味、麺と合いそうですね。

市:そうめんの汁、作ってる場合とちゃうがな、和田ちゃん。

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和:えー、どうしよ?ちょっと水入れてみよ。
ペロ。あれ、ここ濱本さんの味がした!?

市:知らん、知らん、知らん、間接キスちゃうから!
濱本さんの味って何やねん!

和:あ~、わからんわぁ。
この濃さ、東の人に合わせてみたんですけど。

市:いやいやいや、何を言うとんねん。
もうこうなったら、新しい食べ方で、納豆に塩かけて食べてみるとか?

濱:昔はそうだったんですよ。

市:ね、そうでしょ、昔は。

和:あ、これ入れたらおいしなったよ。

市:おー!和田ちゃんが最後に武器を見つけましたよ。
ほんだしです。 

濱:おぉぉぉ。

市:僕はちょっと最後に甘みを足すために、あえて塩を加えてみますわ。
スイカに塩を入れるように、ゆで卵に塩をかけるように、
相撲取りが塩をまくように。

和:ちゃうちゃうちゃう、全然関係ない。

市:では、味見しますよ・・・。
オーーーエ!!

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和:ハハハハハハ。

市:おいしいものいっぱい入れたのに、何でこんな味になるんでしょうね。

 

濱:けっこう、味を再現するのは難しいでしょ?

市:もうこれは素人には無理でしょ。

濱:実際に納豆には、納豆自身に旨味やネバリがあるので、

  そこも計算に入れて作らないといけないんですよ。

和:それは難しいわ。

 

市:じゃあ、たれは、たれだけで飲んでもおいしくないんですか?

濱:そうですね。

市:言うといてくださいよ、先に!
それやったら、再現できるわけないでしょ!!

 

濱:まあまあ、気を取り直して。
ご覧ください、実はたれのレパートリーはこんなにあるんですよ。

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和:えー!

市:えー!

和:こんなにいっぱいあるの!

市:凄いな―!

和:あ、これこれ好きなやつや!

市:それぞれ全然色がちゃいますやん。
納豆の種類に合わせて、たれも変えてるんですね。

 

濱:はい。ちなみにこんぶだしが、やはり関西では一番人気ですね。

市:へー、やっぱりだしの文化ですからねぇ。
ペロ。甘い。あっ!さらに
後半のこんぶの広がりがハンパない。
これはおいしい!!

濱:そして、こちらの減塩のたれは、東日本にしかないんですよ。
どうぞ召し上がってください。

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和:ペロ。えー、これおいしい!甘い、えーーー、おいしいわ!全然、辛味ない!
これ常に持っておきたい!!

市:直で飲む人、あんまりおらへんやろ。
ペロ。あっ!甘っ!!
ちょっとこの際、いろいろ食べさせてもらお。

和:青じそ食べてみよ。うめーーー!
青じそ、うめーーーーー!

市:お、この味なんやろ?
ハンバーグと合いそう。

濱:コンソメ味です。

和:そんなんもあるんですか!
あー、でも減塩、関西でも売り出して欲しいなぁ。

濱:それではこのへんで、今回の一連の女と男さんの様子から
この回の合否を出したいと思います。
味の再現はできなかったですが、
まあ、これははじめから無理だと思っていましたがね。
しかし、後半のたれへの関心度は、並々ならぬものがありました。

いっ“たれ!”やっ“たれ!”こまし“たれ!”
の濱本も逆に、こまされましたね。

市:それ言いたいだけちゃうか?

和:私もそう思う。

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濱:よって、合格といたします!

市:ヨッシャー!“最高の納豆”まで、あと少しや!

和:戦い抜くで―!!

 

~第10回に続く~


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